2010/07/02

小学校の授業参観に行ってきました。先生の対応って難しいのだろうな と感じました。



先日の日曜に小学校の授業参観に行って来ました。日曜参観は、毎年この時期にあり、教室はむんむん蒸し暑いです。父兄の皆さんは暑そうにされていました。私は、何回目かになるので、うちわを持って行ってました。

授業は、国語の授業でした。「主語、述語、修飾語」があることを理解するのが、目的の授業でした。

最初に、先生が「私は」「書きました」と書かれている2枚の画用紙を黒板に貼りました。子どもたちに「この文、何かへんなところは無いかな?」と問いかけて、「私は書きました」を詳しくするには、どのような言葉を追加したらいいかを考えるように指示をしました。但し、「書く」という漢字を使っているので、「絵」とかではなく、文字や文章を書く場合のことを考えるようにと、注意を加えていました。

子どもたちは、それぞれ考えた文章を発表します。「私は字を書きました」 「私は手紙を書きました」等。さらに言葉を加えて、詳しくしてみようと考えさせて、「正月に私は手紙を書きました」「正月に私は友だちに手紙を書きました」のように詳しい文になっていきました。

先生は、生徒全員に発言をさせることに注意を払われているようで、発言していない子を探して、発言を求めていました。そんな中、1人の子が、「私は動物の絵を書きました」と発表をしました。当初、注意として話をしていた内容ですが、先生はその点の間違いは指摘しませんでした。他の子どもたちは「絵は違うー」とか言っています。先生は、そこで問題自体を「書きました」から「かきました」に変えようといって、変更をしました。子どもたちは「ぶーぶー」言っていますが、先生は「もう何も言わない!」と黙らせました。

先生は、どう思われて設問を変えられたのかは分かりません。子どもに親の前で恥をかかせないようにとの配慮なのか、モンスターペアレント対策なのかは分かりません。ただ、この話を他の人にした時に、「間違ったことは教えないといけないのでは・・・」という意見もあり、それももっともなのですが、現在の先生の対応として、何が正しいのかは、分からないような気がしました。自分が先生なら、どうしたでしょうか?

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