2013/12/07

openFrameworks「創造的なコーディングのためのC++のオープンソースツールキット」のかっこいいサンプルファイル

 「openFrameworks」は、クリエイティブコーディングのために作られたC++のフレームワークです。インタラクティブデザインやメディアアートの制作に適しているようです。

openFrameworks
http://www.openframeworks.cc/

openFrameworks.jp(日本語)
http://openframeworks.jp/


openFrameworksは、C++というネイティブなコードで記述するため、マシンパワーを生かしたアプリを開発できるようです。openFrameworksは海外のメディアアーティストたちの作品によく利用されています。音楽アーティストの中には openFrameworksを使ってVJを行う方もいます。彼らの作品は、openFrmeworksのgalleryサイトで楽しむことができます。

付属しているサンプルファイルを見ると、どのようなことが出来るのかが分かります。ただし、インタラクティブな操作方法で確認する内容なので、動画に撮って、YouTubeにアップしてみました。アップした動画は、インタラクティブな内容だけですが、ネットワークサーバの実装もできるようなので、色々な情報を関連付けたコンテンツが作成できそうです。





openFrameworksのセットアップ 

制作環境は、OSX、Linux、Windows、iOS、Androidと用意されていますが、今回は、Windowsのcode::blocksでの環境で試してみます。

まず、code::blocksの制作環境を用意します。

Code::Blocksのダウンロード
http://www.codeblocks.org/downloads/26

codeblocks-12.11mingw-setup_user.exe をダウンロードしてインストールします。MinGW入りのものを利用します。

MinGW(ミン・ジー・ダブリュー、Minimalist GNU for Windows)とは、GNU ツールチェーンのWindows移植版です。MinGWはWindows APIのためのヘッダファイルを含んでいるので、フリーのコンパイラであるGCCを、Windowsアプリケーションの開発のために利用できます。

oFのための追加ファイルのダウンロードとインストール
http://www.openframeworks.cc/content/files/codeblocks_additions.zip

解凍した「add_to_codeblocks_mingw_include」フォルダの中身を、CodeBlocks/MinGW/includeに追加 します。「add_to_codeblocks_mingw_lib」フォルダの中身を、CodeBlocks/MinGW/libに追加します。



Code::Blocks日本語化ファイルを使って、日本語化します
http://sourceforge.jp/projects/foo-doc-jp/wiki/CodeBlocks

解凍した「locale」フォルダを、CodeBlocks/share/CodeBlocksに入れます。


次に、openFrameworksをセットアップします。

openFrameworksのダウンロード
http://openframeworks.jp/download/

openFrameworks 0.7.4をダウンロードします。
of_v0.7.4_win_cb_release

code::blocksを起動します。


付属しているサンプルファイルを開きます。


ビルドして、実行します。


アプリケーションが表示されます。該当のサンプルの「bin」フォルダの中に。exeファイルがコンパイルされています。

その他のサンプルアプリの動画




openFrameworksと同様なソフトウェアに「Processing」「Design by Numbers」などがあります。

Processing
http://processing.org/

Design By Numbers
http://dbn.media.mit.edu/

0 件のコメント:

人気の投稿 (過去 30 日間)