2011/08/15に福井県勝山市にある福井県立恐竜博物館に行ってきました。
福井県立恐竜博物館
http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
以前より、福井県立恐竜博物館はお勧めと聞いていて、サイトを見ても面白そうだとは思っていましたが、予想以上に楽しい施設でした。前日に一日掛けて、岡山市から福井市まで移動しました。福井県立恐竜博物館には、10時前に着いたのですが、大きな駐車場は既にいっぱいになりかけていました。車のナンバーを見ても全国から来ているのが分かりました。
この日は特別展も行われていました。特別展と常設展も合わせて、親子4人で3,200円でした。この規模、内容の施設としては、とても安い料金だと思います。
新説・恐竜の成長 ~The Growth and Behavior of Dinosaurs~
http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/special/dinogrowth/
「新説・恐竜の成長」では、動くティラノサウルスが展示されていて、注目を集めていました。今まで観た動く恐竜の中で、一番精巧な動き、つくりをしていました。あまりの迫力に、「恐い!」と泣出す子どもが何人かいました。うちの子はじーっと長い間、食い入るように観ていました。福山市の恐竜展で、動くティラノサウルスを観たときも、ずっと観ていましたが、「今回は次に行くぞ」と言ってもまだ観ているほど、気に入ったようです。
特別展を終わると、常設展の見学ルートに入りました。
福井県立恐竜博物館の入り口は、館内の構造から言うと3階にあり、常設展の見学ルートは、エスカレーターでまず、地下1階に降りるところから始まります。
エスカレーターを下った地下1階は、化石標本が飾られている通路になっています。その先には、カマラサウルスの化石があります。
アメリカ・ワイオミング州で発見されたこのカマラサウルスは、ほぼ全身の骨が保存されてる貴重な標本です。全長は約15m。死んだそのままの「えびぞり」の状態で保存され、発見されたものです。
2脚で歩行していた恐竜は、後ろ脚を軸にして、頭から尻尾までを地面に平行に歩行をしていたと考えられています。そのためには、大きな体を平行に保つために、頭から尻尾まで腱のようなものがありました。死後、その腱の力により、えびぞりになっているそうです。
以前からある恐竜の模型は、体が立っているものが多くあります。写真は笠岡市のカブトガニ博物館にあるティラノサウルスです。
現在ある模型は、体が地面に平行な姿勢で作られています。写真は福井県立恐竜博物館の近くで展示されている和紙で出来たティラノサウルスです。
展示部門は大きく分けて3つのコーナーに分かれています。「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」どのコーナーも展示の内容が面白く、一つ一つじっくり観ていたら一日あっても足りそうもありません。
恐竜の世界の全景
恐竜の世界の展示物の検索、展示されている化石の解説を確認できるシステムがありました。
マンモスの化石の大きさにびっくりしました。
下の子は「動くティラノサウルス」は面白かったのですが、恐竜の化石の展示だけではつまらなかったようです。上の子は、まだまだ沢山観たかったのですが、昼前には、館内はすごく込んできて、動きにづらいこともあり、2時間を過ごして、福井県立恐竜博物館をあとにしました。近くにあれば何度も行きたい施設です。
福井県立恐竜博物館の外観
福井県立恐竜博物館のある勝山市では、至るところに恐竜の足跡が描かれていました。
福井県恐竜博物館
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