2011/08/13

Google App Inventor for Androidのもぐらたたきのゲームを加工してみました。



Google App Inventor for Androidのサンプルプログラムの「もぐらたたき」を加工してみました。

MoleMash
http://appinventor.googlelabs.com/learn/tutorials/molemash/molemash.html

このサンプルプログラムでは、画面内のランダムな位置にもぐらが現れます。そのもぐらをクリックすると、スコアに加点されていくというものです。

この表示されるもぐらを別のものにしてみました。「りんご」と「ゴーヤ」がランダムに表示されて、りんごをクリックすると加点、ゴーヤをクリックしても加点はなし、という仕組みにしてみます。

App Inventorの画面のコンポーネントの配置画面にて、「りんご」と「ゴーヤ」の画像をImageSpriteに設定します。下記の画像は説明用に「りんご」と「ゴーヤ」が表示していますが、実際には「りんご」と「ゴーヤ」の画像表示はプログラムで制御するため、この画面では表示されていません。


Blocks Editorにてプログラムの動作を変更します。タイマーが進むごとに実行されるプロシージャ「MoveMole」の中を修正しました。「りんご」と「ゴーヤ」のImageSpriteを配列に格納できれば、シンプルに実装できそうなのですが、その方法が分かりませんでした。このような冗長な記述になってしまいましたが、意図したとおりには動きました。




Android携帯 HT-03Aで動作確認しました。正常動作しました。りんごのクリックの時だけ加点します。



「30分でつくれるAndroidアプリ Google App Inventorではじめよう!」という本も発売されていたので、App Inventorも使われるようになるのかと思いましたが、Googleは、App Inventorのサービスを終了させるようです。

Google、Androidアプリ開発ツール「App Inventor」を終了へ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1108/10/news024.html

ブロックを組み合わせてプログラムを作成するのは、IDEや、テキストエディタでの作成に比べて、制約が多く、まどろっこしい感じもしますが、ブロック同士の形によって組み合わせることが出来るもの、出来ないものが一目で分かったり、ブロックの色で何の機能を表しているのかが分かったり等、プログラムの勉強という側面では、メリットも大きいと思います。

そういう点もあり、「Googleは同ツールのコードをオープンソースで公開し、教育関係者による利用をサポートする方法を模索しているという。」という方向性も出てきたのだと思います。


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